中国五術(命・卜・相・医・山)の中の命術の一つで、南宋の星命に精通した徐子平に始まり、宋代末期の徐大昇によってまとめられたとされています。 官僚登用試験である科挙制度と共に発展し、科挙に合格すれば出世も出来るし裕福にもなれる。逆からみると合格できなければ栄達も叶わない。試験に合格する者がでれば一族の安泰となるため、一族全体の繁栄への期待もかかっていた。誰が社会的に出世できるか、どのくらい成功するのか、その時期はいつか、つまり人の命運を観ることができる運命学であったのです。
四柱推命は、陰陽五行、五行の相生、相剋、十干、十二支を基本理論とする、精度の高い「運命学」です。 生年月日時を干支に直し、五行の強弱、格局、喜神、忌神を見極めて、
その方の運勢や、家族縁、健康運、財運、性格、資質、結婚運などを判断致します。
当方の四柱推命は、四柱推命のバイブルと言われる「滴天髄(てきてんずい)」の考えに沿い、 さらに現代的な解釈を取り入れた四柱推命を行っております。
「滴天髄」は中国の明王朝を興した太祖朱元璋の軍師である劉伯温が著し、”四柱推命上、最も重要な書”と言われております。
人生は自分で創っていくものですが、その人生行路の中で困難が起こりやすい「注意の時期」というものがありまして、それを四柱推命で知ることができます。
通常の四柱推命では、通変星の「正偏」によって吉凶を判断しますが、当方の四柱推命は、通変星の「正偏」でなく、「喜忌」によって吉凶を判断します。命式にとって「正」が必ずしも尊ばれるものではなく、逆に「偏」が喜ばれることもあり、その場合、吉凶は逆転します。つまり「正官、印綬」が良いとばかりは言えないし、「傷官、劫財」が悪いとばかりは言えないということです。
鑑定では、五行の強弱、格局、喜神、忌神といったことを観ます。1年毎に五行の変化を読んでいき、通変星の額面(見た目)での判断ではない、五行の喜神、忌神、行運の命式への作用を細かく視ながら、いわゆる正官年だから良い年だといった、神殺、空亡、十二運、簡易四柱推命から、一歩進んだ判断をしてゆきます。
宿命運命は持って生まれた「八字の命式」に存在しますので、自分の出処進退、身の処し方を判断する手掛かりとなります。この世は人の魂を成長させる修行の場ではありますが、困難に直面してから対処するより、前もって自身の器や命を知っている方がより良い人生を送れることになるのではないかと存じます。
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